女性の脱毛、薄毛の原因

■加齢によるホルモンバランスの変化
女性も年齢と共に女性ホルモンの分泌量が低下し、男性ホルモンの分泌量が増加します。女性ホルモンに含まれる「エストロゲン」は頭頂部に広く作用しており、「発毛の命令」をします。それに対して男性ホルモンに含まれる「アンドロゲン」は、ひげ、腋毛、体毛に対しての発毛に作用しますが、これに含まれる「ジヒドロテストステロン」が頭頂部の発毛を妨害します。頭頂部の薄毛は、主に加齢によるこのホルモンバランスの変化が考えられます。
女性の場合でも、頭頂部の薄毛には、女性ホルモン様の成分補給が有効な場合が多いのです。

■結婚、引越し、就職などの環境の変化
生活環境などが変わることによって髪の成長周期が乱れる事があり、しばしば「休止期脱毛」という脱毛が起こります。 髪の毛は通常、成長期→退行期→休止期の経過を5年から10年サイクルで繰り返しますが、ストレスによってサイクルが狂い、休止期の抜け量が通常より多くなっているわけです。このストレスは、先述の「ジヒドロテストステロン」の分泌を招き、さらなる脱毛を招いて意しまう恐れがあるのです。

■産後の脱毛「分娩後脱毛症」
妊娠中は女性ホルモンの分泌量が非常に多くなり、休止期の髪も抜けなくなります。出産後に女性ホルモンの分泌量が正常に戻り、妊娠中に休止期を迎えても休止していなかった毛根が集中して休止します。そのため抜け毛が多くなりますが、産後6カ月程度の授乳が終了するころには元に戻ります。

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  • ダイエットなどによる栄養不足

    • ■髪は「たんぱく質」でできています。

      ダイエット中の女性に多いのが栄養不足です。髪は「ケラチン」というたんぱく質からできています。そのため良質なたんぱく質を含んだ食事を取らないと健康な髪を製造することができなくなってしまいます。
      また、頭皮の健康を維持するためにも、ビタミン、ミネラル、鉄分などの栄養素のバランスを考えた食生活が必須です。

      ■水分不足も良くないのです。

      頭皮が水分不足になると肌の潤いがなくなり、皮膚組織の老化を招いていしまいます。それが良くないのはもちろんなのですが、それだけではありません。 薄毛を引き起こす原因となる男性ホルモン中の「ジヒドロテストステロン」は老廃物などとともに、発汗と排尿によって身体の外に排泄される事がわかっています。だからこそ、十分な水分補給が、育毛につながると言えるのです。

      ■喫煙はもってのほか

      喫煙のように体に悪いことが明らかなものは育毛にも良くありません。ニコチンは血管を収縮させ血流を悪くする有毒物質です。ニコチン中毒になると、ニコチンが切れてくるとイライラし、また煙草を吸いたくなります。血流がどんどん悪化すれば毛根に栄養が届きにくくなり、薄毛の原因になってしまいます。
  • 心のストレスとどう向き合うか

    • ■ストレスは血行を悪くする。

      ストレスが原因で血管は収縮するといわれています。大動脈が収縮するだけでなく、身体の各部に栄養とエネルギーなどを供給している「毛細血管」も収縮します。つまり髪の毛を製造する毛根に栄養が届かなくなるのです。
      さらに血管の収縮が消化器官の近くで起こると、栄養が吸収されにくい状態になってしまいます。
      これでは、「栄養をとっても吸収されにくい」のと、「毛細血管の血流が悪くなる」いることの2重の理由で髪の毛に栄養が届かないことになります

      ■ストレスで有害物質ジヒドロテストステロンが分泌される

      ストレスにより血流が悪くなると、脱毛症の最大の原因である「ジヒドロテストステロン」が分泌されます。これは活性化男性ホルモンなので加齢と同様に頭頂部の薄毛を招く結果となります。

      ■ストレスの薄毛は直るのか?

      ストレスを溜めたからといって、物理的に何かが発生するわけではないのですが、血行が悪くなってしまいます。ストレスで円形脱毛症(10円はげ)が発症することがあります。一部分だけすっかり髪がなくなり、見た目には衝撃的ですが、これはほとんどの場合、時間と共に回復します。むしろ全体的な薄毛はげの方がそう簡単には直りません。職場などでの人間関係で悩む人も少なくはないと思いますが、自分なりのストレス解消法を見つけ、抜け毛を予防しましょう。
  • 普段のケア

    • ■シャンプーの選び方

      髪にしっとり優しいシャンプーには、シリコンオイルが含まれていたり、リンスの働きをする合成ポリマーがふくまれていたりします。これらが毛穴に詰まってしまうと毛根の呼吸を妨げ、働きを抑えてしまいます。かといって、石鹸で洗うと、皮脂を取りすぎ、PHが高くなって頭皮の抵抗力を下げてしまいます。シャンプーは頭皮の状態を調整する、育毛で非常に重要な役割を持っています。
      かなり深刻な方にはG17-23シャンプーをお勧めしますが、初期段階の方にはヘマチンの力で活性酸素を吸収でき、洗いあがりの髪もサラサラに仕上がる スタビライズシャンプーをお勧めいたします。

      ■シャンプーの仕方

      頭皮を爪で引っかくようにガシガシあらうと、頭皮を傷つけ、時には毛根の損傷に至る場合があります。「揉む」「マッサージする」という血流を良くする洗い方を心がけてください。頭皮は常に清潔でないと脱毛の原因になってしまいますが、かといって「朝晩、2度洗い」の様な極端な頻度でシャンプーすると頭皮を傷め逆効果です。 毎日一回、泡立てば一度洗いのみで、泡立たない場合は2度洗いが理想です。

      ■トリートメントやスタイリング剤

      シャンプー後に使うトリートメントや、洗い流さないタイプのトリートメント、いずれも「髪の補修や保護」にはなっても、頭皮には害があるだけです。トリートメントと育毛剤は違いますから、頭皮にはつけないでください。また、ワックスやポマードを頭皮に付け、毛穴に詰まると、自然に発生する皮脂以上に落としにくくなってしまいます。スタイリング剤は頭皮につかないよう、十分気をつけてください。 ただし、TenNenDoのナチュラルトリートメントに限っては、シリコンオイルを含まず、スクワランオイル(育毛に役立ちます)がベースになっている、ヘッドスパ仕様につくられたトリートメントです。育毛中の方でも頭皮が乾燥気味の方は頭皮にもみ込んでご使用ください。
育毛シャンプー
育毛に取り組んでおられる方にお使いいただきたいシャンプーです。 頭皮を最も理想的なコンディションに整えます。AとBを毎日交互にご使用ください。
育毛剤
馬プラセンタを高配合、活性酸素を吸収するヘマチンと 血行促進やホルモンバランスを意識したスエルチアジャポニカとダイズエキスで現在開発中
スタビライズシャンプー
ヘマチン配合+天然系洗浄剤で作りました。活性酸素を吸収し頭皮と髪の若さを保ちます。 カラー毛、パーマ毛には特におススメ。
ナチュラルトリートメント
髪と頭皮の健康のを両立して作りました。だからノンシリコンなのに手触りはサラサラ。 ヘッドスパにも最適なトリートメントです。